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「親は子を養育する慈悲心があるから養育するので、義務で育てているのでは無い。どこまでも親の慈悲心という広大無辺なものを考えて、それをご恩として報恩せねばならない。」耕三寺耕三
当寺は、浄土真宗本願寺派の寺院で、山号を潮聲山、寺号を耕三寺といいます。
大阪で大口径特殊鋼管の製造会社を営んでいた技術者で実業家の、耕三寺耕三が母親の死後、母への報恩感謝の意を込めて、自ら僧籍に入り菩提寺として昭和10年より生涯を掛けて建立したお寺です。
ともに世の中のすべてのお母様にありがとうと心から手を合わせる「母の寺」として親しまれています。
桜、つつじ、紫陽花、百日紅、紅葉…四季をとおして様々な花木にあふれる境内はまさに、耕三和上の俳句「世の母はみな観世音花の春」を現出したごとく晴れやかな母の浄土と言えます。
伽藍配置は、上・中・下3段からなる境内内を南北に貫く軸線を中心として、厳密な左右対称をとっており、全国にも例のない「耕三寺式伽藍配置」として高い評価を得ています。また、堂塔の内の15棟は「国登録有形文化財」の指定を受けています。
我が国を代表する古建築を手本としながらも、建物をしての実用性、機能性を重要視し大胆かつ独創的な改造、改良を加えた耕三和上の、類希な感性とその手腕が今に実証されたものと言えるでしょう。
「寺をほめて下さるのも悪い気持ちはしないが、お母さんを仏様のようにほめ讃えてもらいたいのが、拝観者に対する、永い年月における私の念願である。」耕三寺耕三
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