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多宝塔 国登録有形文化財 |
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滋賀県大津(近江)の国宝石山寺の多宝塔を原型としている。比較的これに(多宝塔の定型通りに)沿って造られているが原作の下層の中備は単純な間斗束(けんとづか)だけであるのに対し、こちらではそこが蟇股に変えられており、最大の相違点と言える。
本堂を挟みこれと相対する八角円堂とともに、伽藍中心軸線に対し建物の正面を45度振っていることは、日本の社寺では唯一の配置であり、その斬新さは、境内の景観によりいっそうの凛とした空気感を与えてくれている。塔内には同本尊の大日如来坐像を安置(木造漆箔・室町)する。 |
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