薬師如来坐像(やくしにょらいざぞう) |
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鎌倉時代(13C) 国重要文化財
本像は銅製で、体躯と光背が別々に鋳造されています。体躯はややふくよかに、顔立ちは端正に表現されており、全体的に写実性に富んでいますが、右手先など一部に補修の跡が見られます。
一方で、光背は左右二枚に分けられ、その上に七つの化仏が鋲留めされています。化仏とは仏の化身のことで、本像光背上に付けられた七つの化仏は、七つの苦悩を取り除くという意味を込めたものと考えられます。
唐草文を基本とする光背は、一部欠損もありますが原形をよく残しており、上部が前にせり出した造形は見事です。鎌倉時代以降に奈良で活動した南都仏師の作と思われます。
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