千手千眼観音像図
(せんじゅせんがんかんのんぞうず) |
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鎌倉時代(13C) 国重要文化財
千の手のそれぞれには眼が一つあるとすることから、千手観音は正式には千手千眼観音と言います。ただ、一般的な千手観音像には千もの手はなく、四十本程度が普通です。本図の観音菩薩は宝冠と被り、輝く衣をまとい、天王が支える台座に立ち、顔の周囲には五十二もの化仏があります。そして、千本近い手を持ち、その幾本かは金色の仏具などを握っています。手の多さだけでなく、化仏の多さ、天王が台座を支える構図も、他では見られない珍しい点です。
また、暗闇の中で金色に輝く姿は、人々を苦しみから救うという観音菩薩の本願を視覚的に表現しているようです。
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