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| 八相涅槃図(はっそうねはんず) |
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鎌倉時代(13C) 国重要文化財
涅槃図のうち、涅槃前後の情景も描いたものを八相涅槃図と言います。本図では涅槃前の情景として、画面左上に蓮華座上の釈迦とそれを見る弟子達、中央上に中に浮く釈迦、右上に最後の説法をする釈迦が見えます。また涅槃後として、右中に棺を取り囲む弟子達。その上方に雲に乗った棺、左中に荼毘にふされる釈迦、その下に仏舎利を分ける弟子達を描いています。また本図には、涅槃前の釈迦の衣装を涅槃時と同じくすることや、釈迦の体を他と違う顔料で描くなどの工夫が見えます。一方で、慟哭する群衆の中に中華風の一団を描くなど、中国・宋画の影響も見られます。
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