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大般若波羅密多経巻九十九
(だいはんにゃはらみったきょうかんきゅうじゅうきゅう) |
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奈良時代(8C) 国重要文化財
大般若波羅密多経は六百巻からなる経典で、その中でも、奈良・薬師寺に伝わり、奈良時代の能書家・朝野魚養(あさののうおかや)が書写したとされるものを魚養経(ぎょようきょう)と呼びます。本巻はその魚養経の第九十九巻です。
しかし、現存している魚養経の他巻には書写のいきさつが記されたものもあり、それによると、魚養経は官営写経所で書写されたようです。ただ、本巻をはじめとする魚養経の書風は見事ですし、朝野魚養は官営写経所に出仕していたことがあるようです。それらがあいまって、能書家・朝野魚養が書写したと言われるようになったと考えられます。
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