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| 別異弘願性戒抄(べついぐがんしょうかいしょう) |
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鎌倉時代(13C) 作者:慈円(じえん) 国重要文化財
本品は浄土教系の注釈書で、鎌倉時代初期の僧・慈円が記したと言われています。中国で大成された浄土教の主教義は阿弥陀仏の名を唱えれば往生できるというものです。平安時代初期には日本にも伝えられ、その後、法然が浄土宗を開創したことによって広く民衆にまで広まりました。
本品の特徴は、中国浄土教の大成者・善導の著書の要文や法然の著作の文章などを多く引用し、且つそれを他の文章より二字分下げた所に書いていることと、全体が仮名まじり文で構成されていることです。これらはより分かりやすく浄土教の教えを説くための工夫だろうと考えられます。
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