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陽光太上天皇消息(ようこうだじょうてんのうしょうそく)
安土・桃山時代(16C) 作者:陽光太上天皇 国重要文化財

この消息(手紙)は多武峰妙楽寺への配慮を内府(豊臣秀吉)に求めるよう勧めたもので、天正十三年(1585)に書かれました。差出人は正親町天皇の皇太子・誠仁親王ですが、彼は皇位継承の目前(天正十四年)に病死したため、陽光太上天皇の追号をおくられました。また、消息を宛てられた青蓮院(尊朝法親王)はこの時期天台座主を務めており、天台宗の有力寺院・妙楽寺と成就院(清水寺)の間で起きた寺領に関する紛争の解決に奔走していました。またその過程で、豊臣秀吉に寺領維持を願い出ています。内府に求める配慮とはこのことを指していると考えていいでしょう。


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