
|
 |
| 近代美術展示 〔法宝蔵〕 |
|
| 潮聲閣コレクションの近代美術部門は、大正時代末期から昭和時代初期にかけての官展出品作家を中心とした作品で構成されており、いわゆる中央における流行作家のものばかりでないところに耕三独自の価値観の一端を随所に感じとることができます。陶芸では、大正デモクラシーの流れに乗り作品の芸術性をより高めた「赤土の会」の作家群、彫刻では、高村光雲を長とする保守伝統系の作家たち、日本画では、京都画壇を核として当時の新進気鋭の官展作家百十余名を網羅しています。今では、戦禍や散逸によってこの時代の作品をまとめて鑑賞することは大変困難になってきています。明治以降の芸術の黎明期の情熱や斬新なデザインを再評価していただければ幸いです。 |
|